BTSが2022年6月14日、公式YouTubeで、すこし酔っ払いながらグループとしての活動を“休止”して、ソロ活動に専念すると発表しました。
突然の活動休止発表で、いつ復活する?兵役終わるまで?活動再開はいつ?このまま解散?と話題になっています。
しかし、翌6月15日、所属事務所はメンバーの気持ちとは裏腹にグループ活動の休止ではないと否定、ソロ活動と並行していくと発表しました。
ソロ活動活動でもやっていけそうなメンバーは、ソロ活動にかなり意欲的のようで、グループの友情や絆が活動休止中にどうなるか、順番に兵役を終えるまでグループ活動休止すると長期になるため、このまま解散になるのか心配の声もあがっていました。
ソロ活動やっていけそうな順番はこちら→BTSソロ活動人気メンバーランキング!やっていけないのは誰?
この記事では、BTSのグループ活動休止はデマでソロ活動と並行していくという事務所の発表、グループ活動休止と発表された動画と内容、グループ活動休止と発表された本当の理由は兵役ではない!ということを解説します。
【2022】BTS活動休止はデマ!ソロ活動と並行してグループ活動継続
BTSのメンバーが2022年6月14日YouTube動画で、ソロ活動に専念すると発表し、世界中でBTS活動休止と報道されました。
期限についていつからいつまでという正確な情報がなかったため、無期限?兵役に順番に行って全員そろったらグループ活動再開する?など噂されました。
しかし、翌日の6月15日BTSが所属する韓国の芸能事務所HYBE(ハイブ、旧ビッグヒット・エンターテインメント)はグループ活動とソロ活動を並行すると説明しました。
BTS活動休止報道でバイブの株価が暴落!
突然釈明したのは、「株価の暴落」が原因だと思われます。
BTS所属事務所のHYBE(ハイブ)の株価は、BTS活動休止発表後、1日で25%急落
パン・シヒョク氏の資産は昨年11月のピークから26億ドルから12億ドルに現象し、活動休止はしないと事務所翌日に訂正したものの、ハイブの株価は22日に上場来安値になりました。
BTSメンバーがソロ活動したいといっても、株価が一日で暴落したことを受けて、なんとしてもBTSというグループは存続させていかなければいけない、休ませてはいけないと事務所も政府も危機感を感じたのではないでしょうか?
19日に放送されたサンデージャポンで、韓国芸能界に詳しい韓国コメディアンのヒョンギさんは以下のように解説しています。
- メンバーの一人が(最年長ジン)軍隊にそろそろ行かないといけない
- 兵役制度などいろいろなプレッシャーからソロ活動表明
- ソロ活動や自分の充電をしながらと思い、良かれと思ってソロ活動表明したが、大騒動になり裏目に出た
- グループ活動休止ではない
とグループ活動休止を否定しています。
YouTubeでのソロ活動に専念という発言が思わぬ方向で報道されてしまったようです。
事務所が否定しているので、グループ活動休止はデマだと分かりますね!
ただ、今までのように精力的にグループ活動に忙殺されるようなスケジュールではなく、個人の時間やソロ活動も充実させていくことになります。
BTS兵役免除の可能性も!その前にソロ活動宣言が必須だった?
BTSの兵役免除については、韓国の前大統領の元で法律の改正が検討されていましたが、大統領が変わったことでどうなるかといわれていました。
既に最年長のジン2020年に兵役法が改正され入隊の期限が28歳から30歳まで延長になっています。
当時ジンは、
- 兵役は韓国にとって重要な義務なので召集されるまで頑張り、できる限りのことをしたい
- 召集されるのは悲しいけれどBTSをネットで見て応援するつもり
と定められた兵役という義務に従う意向を示していました。
最年長ジンは2022年12月で30歳になるので、兵役免除という法改正が行われなければ、兵役につくことになりますが、現在、兵役免除の法改正に期待が集まっています!
オリンピック選手やコンクールに入賞したクラシック音楽家という高い国家的地位を手にした人が国に貢献する機会を増やすために兵役免除制度現在の韓国にあります。
しかし、BTSのようなポップカルチャーを担う人材には適用されません。
これに対してファン・ヒ文化体育観光部長官が疑問をなげかけています。
退任を目前にした2022年5月4日BTSのために兵役免除を議論するべきだとコメントしました。
クラシック音楽だけでなく、大衆文化芸術(ポップカルチャー)で活躍する人材を芸術分野の人材として組み込むべき
大衆文化芸術の分野を芸術分野の人材として除外する理由はない
とBTSの名前を上げて声を上げ、国会に法案を通過させるように働きかけているといいます。
6月20日には、韓国の与党「国民の力」の尹相現議員が、フェイスブックで「経済への影響が甚大だ」とし、功績が大きい芸能人の兵役を免除するための兵役法改正を主張しました。
韓国では兵役への不満があることから、国内の意見は賛否両論で既に兵役を終えた人から批判がさけられないため、まだまだ議論されそうですが、まだジンの兵役免除の可能性は残っています!
BTSメンバーが順番に兵役にいくと推測されていますが、まだ正式に兵役につくという発表は行われておらず、メンバーも事務所も法改正を待っている状態かもしれません。
所属事務所がBTSのグループ活動をソロ活動と継続する、休止ではないとコメントしていることからも、兵役免除を期待している可能性が高そうです!
BTSのソロ活動専念の宣言がなぜ今行われたかと言うと、「兵役免除」が決まってからでは遅いからです。
いまソロ活動専念と言えば兵役があるからかな?とファンも受け入れられますよね。
兵役免除が決まった後だと「ソロ活動に専念したい」「グループでの活動を休みたい」ということに罪悪感を感じているメンバーはますますファンに伝えにくくなりますよね。
そのため、兵役免除が議論されている段階で、自分たちの気持ちをYouTubeで伝えたのではないでしょうか?
事務所や政府が絶対に許してはくれないだろう「BTS解散」の意向がメンバーの中にあったとしても、それは内に秘めてソロ活動に力を入れると宣言したのではないでしょうか?
BTS活動休止・ソロ活動宣言の本当の理由は兵役ではなく疲弊
BTSはYouTubeで6月14日にソロ活動に専念すると発言し、グループでの活動休止と報道されました。
YouTubeでは、グループ活動を続ける葛藤をずっと抱えていたことが語られています
アイドルとしての活動が忙しすぎて、自分自身を見つめなおす時間がとれずに苦しんでいたこと、疲れてしまったことが動画の中で語られていました。
また、個人のアーティストとして知ってもらいたいという気持ちもあるようです。
兵役のプレッシャーというよりは、「多忙なグループ活動に疲れてしまった」「自分のやりたいソロ活動ができない辛さ」と感じます。
BTSのグループでの活動の小休止は兵役ももちろんあると思いますが、本当の理由はBTSの忙しすぎるグループ活動を休み一人の時間が欲しいということではないでしょうか?
BTSは、アメリカの大統領に会うなどプロパガンダとしても利用されていて嫌気がさしているのではないでしょうか?
BTSのソロ活動専念宣言は兵役でメンバーが抜けるからだという報道が多いのですが、動画では兵役についてはほとんど語られていません。
リーダーのラムは、「Dynamite」(2020年8月)までは「チームが手のうえにいた」と感じていたがそうですが、2021年の「Butter」、「Permission To Dance」からは「どんなチームかわからなかった」と語っています。
BTSはもともと「Map of the Soul:7」のタイトル曲「ON」の後にワールドツアーを行い、第2幕に移る(ソロ活動を行う)予定でしたがコロナでワールドツアーができなくなっていまい、計画が頓挫。
葛藤と抱えながら作った曲でさらに人気が出てしまい、どんなグループかわからないという葛藤と曲を作らなければならないという状況に疲れてしまったそうです。
忙しいスケジュールにおわれて、自分を成長させる時間がなかった、休みたいといったら罪だと感じた、自分が消えかかっているけれど、自分をを残さなければいけないと感じたと話しています。
ジミンももっと気楽にしたいのにできないことがあった、ユンギも誰かを満足させないといけないからと曲を書くのが辛かったと語っています。
ラムは自分自身を見つめなおす時間が必要だと感じたとコメントしています。
テジョンはホビヒョンから個人がやりたいことをやってからまた集まればいいチームになると聞いて勇気付けられたとコメントしました。
ユンギは個人でやりたいことが色々あるようで、CMや広告音楽も手がけています。
ジンは2週間くらいゲーム三昧ですごしていたそうですw
ジョングクも自分を成長させるためにあれこれやっているそうです。
ホビもソロアルバムを準備していて、個人活動は重要だとコメントしています。
ラムは個人としても名前を覚えてもらえるアーティストになりたいとコメントしています。
テヒョンはとても音楽で完ぺき主義なので、いい曲がたくさんあるようですが、まだ出せていないとか。
メンバーはBTSというグループの多忙なスケジュールをセーブして、自分を見つめなおしたいようです。
つまり本当の理由は兵役ではありません。
日本語字幕は後日発表される予定だそうですが、YouTubeの設定で「字幕>日本語」を選択すると見られます。
個人での活動ソロ活動をしたら必ずグループとして戻ってくると宣言しているのですが、これがグループ活動休止と誤解されて報道されてしまったようです。
ファンからは今後解散する流れになるのではないか、グループとして活動再開しないのではないか?と不安の声があがっていましたが、ソロ活動に注力しつつ、グループ活動を並行していくということでよかったですね!
動画を見ていると、グループ活動が辛いというということに罪悪感を抱えているとファンに配慮して話していますが、グループでの多忙な活動が辛いというのが伝わってきますね。
アメリカで大統領に会うなど、アイドル、歌手としてでなく、韓国のプロパガンダとして利用されてしまうことに嫌気が差してしまったのではないかと感じます。
自分のやりたい曲が作れない、ファンの気持ちや政府/企業のリクエストに応えていくうちに、自分が何をしたいのか分からなくなってしまった、操り人形のように感じてしまったのではないでしょうか?
BTSの活動が韓国の経済に打撃を与えるから兵役免除という議論を政治家はしていますが、それはBTSのメンバーにとってかなりの重圧ですよね。
BTSのメンバーは、もしかしたら兵役免除を望んでいないのかもしれません。
ここでソロ活動に専念すると発表したのは、兵役に行く覚悟や政府へのアピールもあったのではないでしょうか?
BTSソロ活動しながら順番に兵役する場合、メンバーがそろうのは2029年

韓国は兵役制度があり必ず兵役を行わなければならないため、BTSソロ活動専念、グループ活動休止(セーブ)宣言は兵役が理由とも言われています。
メンバー全員がそろっていなければ、BTSではない、グループ活動できない、という考えです。
ファンからもメンバーが兵役で抜けた状況でグループ活動をするよりも活動休止してよかったという声もあります。
メンバー最年長のJINが満28歳を迎える2019年12月には、ポップスターの2年間の兵役延期を認める法案が可決・成立されましたが、もう猶予がなく、今年度中に兵役することになります。
満20歳~満30歳の成人男性が2年間兵役する義務があります。
メンバー全員満20歳~満30歳です。
全員が満30歳で入隊したとしたら、終了時期は2029年です。
メンバー | 生年月日(現年齢) | 入隊期限(満30歳) | 終了 |
JIN | 1992/12/4(29) | 2022/12 | 2024 |
SUGA | 1993/3/9(29) | 2023/3 | 2025 |
J-HOPE | 1994/2/18(28) | 2024/2 | 2026 |
RM | 1994/9/12(27) | 2024/9 | 2026 |
JIMIN | 1995/10/13(26) | 2025/10 | 2027 |
V | 1995/12/30(26) | 2025/12 | 2027 |
JUNG KOOK | 1997/9/1(24) | 2027/9 | 2029 |
全員が2025年に入隊して2027年に兵役終了という説もあるようですが、グループでの活動を並行していくということなので、全員で同時入隊はありえませんね。
グループでの活動休止を事務所のバイブが否定したのは韓国の経済に打撃を与えることになるためです。
韓国国民からの批判よりも韓国経済を優先してBTSの兵役免除が決まる可能性もありますが、ソロ活動と並行してグループ活動を行うと正式発表があったので、このまま兵役をこなす可能性があります。
兵役をこなしながらソロ活動・グループ活動をするとしたらますます、疲弊していきそうですが、メンバーは大丈夫でしょうか?
BTSとしての活動も継続しつつ個人での活動が成功したら、兵役免除の批判もうけない、BTSのファンもメンバー全員がそろって活動再開を期待して待っていてくれる、個人の活動で経済効果も得られるとメリットしかありません。
しかし、それはBTSメンバーの期待と少し異なるので、ソロ活動をしつつ、成功したらBTS解散もあるかもしれません。
BTS解散の可能性も大!
BTSとしてグループの活動に疲れてしまったメンバーのコメントは冒頭で紹介しました。
ラムさんは涙ながらに、BTSとしての活動を休止したいということに罪悪感を感じていることや、BTSを長くやるために、自分自身を取り戻す必要があること、BTSの一部であること、BTSのラムでいたいということを語っています。
しかし、一度過酷なスケジュールを緩めてソロを充実させていけば、メンバーの気持ちに変化が起きることが予想されますよね。
しかもBTSのメンバー全員が兵役を終えるまでの期間は、長くなりそうなのでなお更です。
ソロで成功したメンバーがいたら、BTSでのグループでの活動よりもソロを中心にしていきたいと思うのが自然ではないでしょうか?
個人として知ってもらいたいという欲求があるから活動休止したわけです。
個人としての活動をしてソロ活動で成長したらグループもよくなるということですが、グループがメインではなくソロがメインになる可能性が大きそうです。
理由は
- メンバーがグループでの活動に疲れていること
- 動画ではファンに嫌われないように配慮してコメントしていること(本心ですといっていますが)
- 本心はソロのアーティストとしてやっていきたいというメンバーもいること
- グループとして活動再開しても、個人の活動は並行する場合が多いこと
などです。
バイブも、BTSという看板グループを失っても次に推せるグループを作れるように準備しています。
そのため、今後万が一BTSが解散になっても経済的打撃が最小限になるように計画して動いています。
ソロ活動をしてみて、メンバーが成功したらますますBTSとしてグループの活動に専念する可能性は低くなりそうです。
BTSソロ活動後の第2章のグループ活動はいままでのようには行かないと思うのですが、解散せずに再度そろうでしょうか?
BTSのメンバーがソロ活動中に今までのストレスから羽目をはずしてしまわないように気をつけて無事にスキャンダル泣く戻ってくることを願いたいですね。
ソロ活動やっていけそうな順番はこちら→BTSソロ活動人気メンバーランキング!やっていけないのは誰?