2019年4月19日に「東池袋自動車暴走死傷事故」を引き起こした飯塚幸三受刑者(91)の拘置所や刑務所の様子が報道されました。
歩行が不自由なため、手すりがない拘置所でトイレにいく時に転倒したということです。
SNSでは一部飯塚幸三受刑者にも人権がある!と擁護の声があがっていますが、多くは当然の報いだ、と炎上しています。
この記事では、炎上内容や、世間の声、受刑者の人権を擁護しすぎるとどうなるか?を紹介します。
【最新】飯塚幸三受刑者に人権あるが手すりなしは当然!同情記事が炎上

11月24日文春オンラインが飯塚幸三受刑者の東京拘置所、刑務所での生活について受刑者ら家族の同情を買うような記事をだして炎上しました。
内容は加害者家族支援を行ってきた阿部恭子氏の著書『 家族が誰かを殺しても 』(イースト・プレス)に書かれているものの抜粋です。
まとめると、
- 歩行困難なのに車椅子に乗れず杖も使えない
- 拘置所内でトイレに行くときに転倒、頭から流血
- トイレが血だらけ→「始末書」を書かかされる
- オムツで対応
- 房の中には椅子がなく就寝時間以外に横になってはならない
- 長男は、傷のある父の姿に、ショック、妻に見せなくてよかった
- 地方の一般刑務所でてすりなし
- 禁固刑なので作業はなく、読書している
ということです。
この報道に対し、
手すりなしは当然の報い
被害者の人権奪っておいて自業自得
家族の同情記事キモチ悪い
など批判の声が殺到しています。
受刑者にも人権ある!オムツはひどい
高齢者これから増えるんだから手すりくらいつけてほしい
という擁護の声もありますが、高齢受刑者の人権はどの程度守られているのでしょうか?
飯塚幸三受刑者で注目!お刑務所が介護施設に?
上級国民の飯塚幸三受刑者は医療刑務所で手厚い処遇を受けるのではなどという噂もありましたが、一般の刑務所です。
手すりなしの拘置所や刑務所に対して人権が大きく問題視されましたが、刑務所の中には手すりがある刑務所もあるようです。
飯塚幸三受刑者の炎上で、刑務所の高齢化問題への対応は進むのではないでしょうか?
刑務所にさらに税金を投入してほしくないですが、施設にほって高齢受刑者の処遇が異なるというのは、批判されても仕方ないかもしれません。
2021年10月13日のAMEBATIMESでは、刑務所の高齢化が進み、受刑者同士で介護していると報道されています。
21年5月8日の文春オンラインでは、高齢受刑者用の居室棟のある広島の尾道刑務支所の取材記事があります。
服役回数がわからない高齢受刑者がいて、何度も刑務所にはいっていることがわかります。
流動食などの特別弁当が用意される高齢受刑者などがいて、オムツは2人がかりではかせているようです。
今後高齢受刑者が増えることからも、高齢受刑者の身辺自立については検討の余地があると思います。
刑務所は食事も用意される、人とのコミュニケーションもとれる、介護もしてもらえる、ということで、刑務所が介護施設になっているという声もありますが、一部を切り取った見方でしょう。
高齢受刑者の中には【無料】の刑務所に入りたくて犯罪をおかす人もいるという声もありますが、一般的には、どんなに生活が苦しくても自由があるほうがいい、刑務所に入りたくない、と思うのが普通ではないでしょうか?
受刑者にも人権はある、ということを踏まえて、刑務所でしっかり更正できるような環境は整える必要があると思います。
刑務所へ人権主張すると犯罪者増える?
ヨーロッパでは、受刑者の人権を主張した結果、殺人犯に一軒家を与えて、ゲームや映画や好きなものを好きなだけ与えるのが人道的だとされているそうです。

ポーランドのジャーナリストは、電気を節約する方法をユーモラスにツイート
電気料金値上げを知ったポーランド受刑者達は笑ってました!
引用:Twitter
「これで私は気づいた!
悪夢の請求を避ける唯一の方法を知ったのです。 直ちに刑務所に入るべきだ」
ヨーロッパの刑務所はこれから人気リゾートホテルよりお客で溢れるかもしれないですね
年々貧しく生活が厳しくなっている日本の高齢者も、その家族も、無料の刑務所を介護施設代わりに使いたいと思うのは、人権を主張しすぎたからかもしれません…
しかし、日本の刑務所は精神的、肉体的な苦痛を与えることに重きを置いているようで、ヨーロッパと比べたら、まだまだ人権問題が山積みのようです。
飯塚幸三受刑者や家族への批判の声が殺到していますが、それだけ普通の生活が厳しい、というだけで受刑者の人権が保障されていないこととは結びつきません。
飯塚幸三受刑者への批判の声が多いですが、一度冷静にもし家族が刑務所に入ることになったら…、もし自分が刑務所に入ることになったら・・・・と考えてみるきっかけになるかもしれませんね。