Kroi(くろい)ってバンドご存知でしたか?2018年に結成されてから、音楽通の中では話題になっていましたが、2021年8月、テレビ番組、zipで紹介されて、すごい!かっこいい!と知名度がアップしました。
「よるのブランチ」という番組で俳優の古川毅さんも「Kroi」を紹介しました。
2021年ブレイクするかもしれないですね!
この記事では、Kroiのバンドメバーやバンド名の由来、魅力について、ご紹介します。
kroiのバントメンバー

全員20代ですが、音楽を深掘りしていて、ファッションも個性的なメンバーですが、「全員仲が良いこと」が魅力と話しています。
一人ずつ紹介しますね。
内⽥怜央(Vo.)うちだれお

ギター、ヴォーカル、パーカッション、作詞作曲、MC担当
- 幼少期茶碗をたたいていたので母親にドラム教室に入れられる
- 中学でアメリカのロックバンド「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」(通称レッチリ)を聴いて音楽に目覚める
- 歌は、ローリン・ヒル(アメリカのシンガーソングライター。R&B歌手、ラッパー、女優)の影響が強いと言う。
- 多彩な声がだせるよう高校生の頃から研究
- ライブパフォーマンス、ラップ等リズム感がすごくいい
- グラフィックが入ったファッションアイテム、派手な色が好きで、コーディネートは気にしない。
長谷部悠⽣(Gt.)はせべゆうき

- 内田と中学の同級生
- 内田に勧められた「レッチリ」に影響されてギタリストを目指す
- マイケルジャクソンに似ていることを生かし、マイケルの格好でライブに登場したことも。
- アメカジのような古着が好き
関将典(Ba.)せきまさのり

ベース、コーラス、リーダー担当
- 当時高校生の長谷部さんとインスタグラムのハッシュタグでフォローしあっていて、「ドラムが抜けたので弾いてもらえませんか?」というDMでつながる。
- 大学で楽器屋で働いていた時に借りた大量のCDがきっかけでミクスチャーに開眼
- 学生時代アメリカのロックバンド「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン」にはまる。
- 腕のタトゥーもレイジの第3アルバムのジャケットがモチーフ
- 187cmでモデルもしている
- スキンヘッドでサングラスをしているので、怖がられることもあるが、優しい性格
- ミニタリーのデッドストックが好きで、ダークカラーのファッション
益⽥英知(Dr.)ますだひでとも

ドラム、コーラス担当だけど、ギターも弾ける
- 関さんと大学の同級生で、2人で一緒に音楽をしようとしていたところに長谷部さんのDMが来てメンバーとなる。
- 白人でありながら黒人音楽のブルースをプレイし続けたジョニー・ウィンターのようなブルースが好き。
- ドラマーなのにジョニー・ウィンターと同じヴィンテージのファイヤーバードを買う
- システムエンジニア
- スケートボードも好き
- ファッションもストリート系
千葉⼤樹(Key.)ちばだいき

キーボード、コーラス、アレンジ、ミックス
- 元々マネージャーの同居人で、バンド嫌い。
- ミックスの依頼がきっかけで意気投合、2019年12月からメンバーに加入
- ピアノ教師であった母親の勧めにより記憶のない頃からヤマハピアノ教室にてピアノを始める。
- 「フォープレイ」のような90年代のフュージョン、スムースジャズを好む。
- テクノも好きで、元youtuber
- グラフィックデザインも得意。
- 音楽の理論が分かるので客観的にバンドをみることができる。
- 変わったプリントの服が好み
kroiのバンド名の由来は?

バンド名「Kroi」の由来は、そのまんま、「黒い」なのですが、2つ「黒い」の意味があります。
一つ目は、色の「黒い」。
あらゆる音楽ジャンルの色を取り入れて新しい音楽性を創造したいという考えで、全ての色を混ぜると黒になることからくる「黒い」と命名しました。
2つ目は、ブラックミュージックのBlackを日本語にした「黒い」。
メンバー全員ブラックミュージックを好み、そこから受けた影響や衝撃を日本人である自分たちなりに昇華するという意味を込めたそうです。
Kroiのバントの魅力は?【動画あり】

ジャンルを限定しない音楽
KroiはR&B/ファンク/ソウル/ロック/ヒップホップなど、あらゆる音楽ジャンルか らの影響を昇華したミクスチャーな音楽引用:性を提示しています。
2021年4月に、ポニーキャニオン/IRORI RECORDSから メジャーリリースし以下のように評されました。
ファーストアルバム『LENS』には、シティポップにも通じるメロウネス、ヒップホップに接近したストイックで強靭なリズム、70年代ディスコやダンスクラシックスを思わせる祝祭感、ダークで静かな空気感にひたれるチルアウト感覚など、様々な要素が万華鏡のように一つの楽曲の中でキラキラ回る、魅力的な楽曲がこれでもかと詰め込まれている。
https://www.barks.jp/
『LENS』のリードトラック「Balmy Life」は、これまでの記録を大幅に上回る全国47局のラジオステーションでパワープレイ/ヘビーローテーションを獲得、ラジオエアモニチャート1位、ビルボードHOT SEEKERS SONGSで2週連続1位など、リスナーの心をつかみます。
あいみょんさんは42局だったそうで、zipでは、「あいみょん越え」と紹介されました。
ファンも、Kroiを知りたかったらまず、「Balmy Life」を聴いて!と言っています。
宗教めいたMVが大好きで定期的に聞いてる
めっちゃおしゃれな音楽だけどMVは良くみたら…怖いかも。結構深い~
引用:Twitter
という声もありました。
(関)「自分たちが結成当初から言っているのが、ジャンルっていう型にハマらないこと。そのときそのときでカッコいいと思うことだったり、自分たちが刺激を受けるものだったりを表現できれば、自分たち”らしさ”が自ずと出てくるっていう考えで活動しています。だから”ジャンルを決めない”っていうのが、自分たちのスタンダードなのかなぁっていうのは思いますね。」
引用:mastered.jp
何人もが歌っているかのようなボーカル
ボーカル内田怜央さんは、zipで、
“「高校生の時から友達がいなかった。自分の声だけで、一曲の中でたくさんの人が歌っているように聞こえるようにしよう、と思って色々研究した」„
と話しています。「Balmy Life」でも、
Aメロ【高速ラップ】→Bメロ【叙情的な歌声】→サビ【ポップな歌声】と、違う人の声のように歌い分けています。
「はじめて聞いたとき、違う人が歌ってるのかと思った」
引用:Twitter
多様なサウンド
興味を持った機材は積極的に取り入れるそうで、新鮮なサウンドが魅力です。
スティービーワンダーさんも使用していたトークボックスを使うなど、新しい試みもどんどん取り入れています。
楽器に人の声のようなエフェクターを入れられるそうです。おもしろいですね!
ファッションも&パフォーマンスもかわいい!
同じバンドのメンバーとは思えない、個性的な髪形と服装も人気です。
「ステージと日常のファッションは変えるか?」という質問には「全然変えなくなってきた」と言います。
(内田)“お互いに「コイツはこういう服が好きだから」みたいなのもわかってるし。別にキャラクターがかぶるわけじゃないし、別にかぶってもいいかなっていう感じになってきているので。だから日常と同じ感じでステージに出てますね。„
(関)“バンドが自由気ままに演っていればお客さんも自由にノれるし、聴けるかなって。それに、バンドが服を楽しんでいるところも、お客さんにとってプラスになっているかなと思うんです。„
引用:mastered.jp
エンタメ度の高いライブパフォーマンスも、「音楽は自由で楽しいもの」という基本に忠実とのことです。
音楽はかっこいいのに、メンバーのトークはわちゃわちゃしていてかわいいという声もあり、個性的でありながら、仲の良さか伝わるKroiのバンドメンバーたち。
それぞれの個性を理解して楽しんでいるって素敵ですよね!
音楽活動だけでなく、ファッションモデルやデザイン、楽曲プロデュースなど、メンバーそれぞれが多様な活動を展開し、カルチャーシーンへの発信を行なっています。
コロナ下でライブができなくても創作活動に意欲的でいましかできないことを楽しんでいる姿も魅力的です。
Kroiの今後に目が離せません!
まとめ
- Kroiのバンドメンバーは5名
- 様々なジャンルを取り入れたミクスチャーな音楽を演じるバンド
- 音楽だけでなく、ファッションも個性的
- 多彩な音が出せる
- 新しいチャレンジに意欲的
- 音楽は自由で楽しいものという基本に忠実
- バンドメンバーの仲がよくてかわいい