10月1日の眞子様と小室圭さんとの結婚が正式に発表されると同時に、眞子様が複雑性PTSDを患っていると発表されました。一日でも早く治療をスタートして、症状を改善して心穏やかに生活して欲しいと思います。
宮内庁は、眞子様の症状は小室圭さんとの結婚すれば改善する、温かい見守りがあれば速やかに改善すると報道しました。
それを受けて、テレビなどでは手のひらを返したように眞子様と小室圭さんの結婚を祝福する様子が見られましたが、ネットでは、反対や批判がさらに炎上しました。
一部の報道では、眞子様の複雑性PTSDを「勇み足ではないか」と疑問視する声もあります。
複雑性PTSDは簡単に治るものではないそうなので、もし速やかに治るのであれば、診断が間違っていたということになりますよね。
この記事では、眞子様の複雑性PTSDは勇み足といわれる理由と、宮内庁が複雑性PTSDと公表した理由を紹介します。
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眞子様の複雑性PTSDはウソ?

複雑性PTSDは勇み足ではないか?
複雑性心的外傷後ストレス障害(PTSD)に詳しい精神科医の和田秀樹氏は「AERA.dot」で「診断は“勇み足”ではないか」と疑問を投げかけています。
眞子様は複雑性PTSDではなくて、適応障害(ストレス性障害)のほうが近いのではないかと話しています。
複雑性PTSDはPTSDよりも重い症状がでるそうで、以下の症状などがでるようです。
- 人とうまく付き合えない
- 感情が不安定になる
- 「解離症状」というのが出て、記憶が飛んで、おかしな行動が出る人格が変わってしまう
- 意識レベルにもかかわるもので、「パーソナリティ障害」や「多重人格」(解離性同一性障害)になる
- 仕事に就けない人も多い
眞子様は公務もご自身の勤務もされていますし、会見も結婚準備も行えるということなので、複雑性PTSDは本当なの?という疑問もわいてきますね。
実際に診ていないのでわからないですが、直前まで公務をされていたことを踏まえると、「適応障害」のほうが近いと思います。先ほど述べましたが、複雑性PTSDは虐待を受けてきたような人が、仕事も就けず、性格も安定しないなどの症状が出るほど深刻なものです。皇室にいることで一般人では言われないようなことを多く言われる、多数書かれるという状況です。その状況に適応できていないということのほうが、症状として近いのではないでしょうか
引用:AERA.dot
眞子様の症状が複雑性PTSDだとしたら、前日にビデオレターができるとは思えませんよね。
適応障害は、精神科治療を受けている人の中でも、一般的に多くみられる疾患(状態)だそうです。
眞子様が複雑性PTSDになった経過は?

宮内庁の発表をまとめると、眞子さまは2018年19年ころから長期的に誹謗中傷と感じられることを経験したことが原因だそうです。
- 結婚に関するご自身や小室さん、それに家族に対する誹謗中傷を受ける
- 誹謗中傷をただすことが難しいという無力感
- 人間としての尊厳が踏みにじられていると感じる
- 結婚後、平穏で幸福な生活を送りたいという願いが不可能となってしまう恐怖を感じる
- 自分を価値がないものと考える
- 以前に比べると他人との関係を避けられる
- 人生が壊されるという恐怖感が持続し、悲観的になり、幸福感を感じるのが難しい状態
- 些細な刺激で強い脅威を感じられたり、集中困難、焦燥感、無気力といった症状もある
- 公的な活動、私的な勤務は継続していたが、日常的に非常な苦痛を感じられることが多い
- 判断力には影響が生じておらず、結婚の準備を進められる
臨床心理士、公認心理師の北川清一郎さんも症状から判断すると、 複雑性PTSD かどうか疑問の余地があるといいます。
さらに、複雑性PTSDにはPTSDの3つの症状(フラッシュバック、過覚醒、回避/麻痺)以外に、自己否定や対人関係の障害、感情コントロールの障害といった自己組織化の障害があることが条件となっています。報道だけでは何とも分からないですが、こうした部分が眞子様の場合にはあるかどうかも疑問になってきます。これらのことから眞子様が複雑性PTSDであるかどうかは疑問の余地はありますが、ただ、私が直接面談したわけでもないので、想像にしかすぎません。
引用:心理オフィスK
さらに眞子様のトラウマが長期的・反復的といえるかはやや疑問と言っています。
眞子様の場合、DSM-5に規定されているように「 心的外傷的出来事の強い不快感をいだく細部に、繰り返しまたは極端に曝露される経験をする」に該当はするかとは思います。しかし、複雑性PTSDにはこうしたトラウマが長期的であり、反復的でもあることが条件となっています。特に長期的・反復的というには小児期における虐待などが想定されているのですが、それは時には数年単位にわたるものです。そうすると、眞子様の場合の報道やSNSのバッシングはトラウマではあるかもしれないですが、長期的・反復的といえるかどうかはやや疑問でもあります。
引用:心理オフィスK
眞子様は、ネットをご覧になって誹謗中傷を受けたと感じられたようですが、ある時期から誹謗中傷と感じられるできごとに関する刺激は、できる限り避けられていたそうです。
複雑性PTSDは誹謗中傷で起こらない?

複雑性PTSDは反復する虐待や暴力などが一定期間繰り返し体験されることによって、心に深い傷、すなわちトラウマを残すことにより発症します。
眞子様のトラウマの原因である誹謗中傷について、何をさすのか具体的に発表されていないことを疑問に感じるという報道もあります。
ここで判然としないのは、「誹謗中傷と感じられるできごと」がなにを指すのか、あるいはどの範疇を指すのか、わからないことにある。「感じられる」というのであるから、たとえばそれが「諫言」の類であるとしても「誹謗中傷」と感じれば、心の病の原因となっていることになる。これではまるで、眞子さまのご結婚や婚約者の小室さんに対する自由闊達な意見は、本人のお心持ち次第ですべてが「誹謗中傷」とされてもおかしくはない。
引用:JBpress
臨床心理士、公認心理師の北川清一郎さん は眞子様トラウマはに「心的外傷的出来事の強い不快感をいだく細部に、繰り返しまたは極端に曝露される経験をする」にあてはまるとしていますが、 精神科医の和田秀樹氏 は、適応障害のほうが適切と言っています。
適応障害とは、個人的不幸・心理社会的ストレス因子に対する短期間の不適応反応のことです。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)というのは、単発的な出来事によって、発症するものです。例えば、レイプなどの暴行を受けた、目の前で人が死ぬのを見たなど、いわゆるトラウマになるような出来事があって、発症します。それに対して複雑性PTSDは反復的、長期的なトラウマによって引き起こされるものです。例えば、長期間苛烈ないじめや虐待を受けていたり、民族対立の中、常に怖い思いをしていたとかです。
引用:AERA.dot
和田秀樹氏は誹謗中傷程度では複雑性PTSDと判断されるかは疑問と話しています。
複雑性PTSDは虐待レベルのひどいときに起こるものです。診断基準を見てもらえればわかりますが、悪口を言われた程度でそう診断されるのには疑問です。診断した医師の“勇み足”のようにも見えます。
引用:AERA.dot
宮内庁は「こういったトラウマを体験すると、どなたでも『複雑性PTSD』になる可能性があります」と書いています。
さらに「ネット上の攻撃、いじめ、ハラスメントなどのために、尊い生命が失われていることは、みなさまよくご存じの通りです」とも言っており、まるで眞子様のご命が危ないと脅しているように聞こえます。
複雑性PTSDが速やかに改善するのは本当?

宮内庁の発表では、眞子様が結婚して誹謗中傷がなくなれば、改善が進む、周囲の暖かい見守りがあれば、回復がさらに速やかに進むと発表されました。
しかし、複雑性PTSDはそんなに簡単に治るものではなく長期的なカウンセリングが必要、と 和田秀樹氏 は言います。
周囲の温かい見守りや誹謗中傷がなくなれば症状が良くなるのなら、やはり適応障害というのがより適切な診断だそうです。
複雑性PTSDという病気は2018年に登場したので日本では詳しい人が少ないようで、精神科医の和田秀樹氏 はアメリカで治療したほうがいいといっています。
本当に複雑性PTSDなら、アメリカに行ったほうがいいです。日本では治療ができる専門家が少ないのが現状です。アメリカの方が治療できる医師が多いです。今回の発表を受けて思ったのは、「複雑性PTSDが軽いものなんだ」という誤解はしてほしくないということですね。
2020年度に全国の児童相談所が対応した児童虐待の件数は20万件を超えています。そう考えると、児童虐待を受けていた人は毎年累積していて、相当数(おそらく100万人以上)が複雑性PTSDで苦しんでいることが伺えます。 一度複雑性PTSDになると、治らないことも多いです。
引用:AERA.dot
精神科医で産業医の井上智介氏も完治は非常に難しいとしていて、治療は複雑で、5年、10年、一生かかる人もいると話しています。
宮内庁の速やかに改善するという表現は間違っているといえそうですね。
「治療としては非常に複雑なものになる。『薬を飲めば治る』といった話ではなく、本当にいろいろな人が関わって、治療していく必要がある病気だ。ドクターだけではなく心理士さんや、ケースによっては福祉関係者なども絡んでくる。心理療法がメインで、治療の期間にも症状の度合いによって個人差がある。5年かかる人もいればやっぱり10年かかる人、そして一生というか抱えながら(治療を)やる人もいる。やっぱり少なくとも年単位の治療になるし、それでも(病気を)うまくコントロールできない人もいる」 眞子さまが抱える複雑性PTSDについて「完治は非常に難しい」と話す井上氏。“寛解”といったレベルでフラッシュバックなどの症状が出てこないようにする、出てきたとしても日常生活でそこまで弊害がないよう自分で対処できる状態を作ることが最初の治療目標になるという。
引用:AMEBTIMES
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なぜ宮内庁は眞子様が複雑性PTSDと発表したの?
誹謗中傷を封じるため?
複雑性PTSDを改善させるための改善策が「病気は国民のせい?」と世論の反感を買いました。
「結婚されることで、眞子内親王殿下のご結婚に関する、ご自身とご家族及びお相手とお相手のご家族に対する誹謗中傷と感じられるできごとがなくなれば、『複雑性PTSD』の改善が進むと考えられます。 ご結婚について、周囲の方々からの温かい見守りがあれば、ご健康の回復がさらに速やかに進むものと考えられます」
引用:NHK
これを聞いて、多くの人が、国民を悪者にして小室圭さんや小室佳代さんに対するネガティブな意見を封じようとする責任転嫁ではないかと感じ取りました。
宮内庁は直接国民のせいで眞子様が複雑性PTSDになったとはもちろん言いませんが、ネットでは#国民のせいがトレンドいりするほど、多くの国民が不満を感じました。
もし、適応障害を複雑性PTSDと誇張して表現していたとしたら、眞子様の症状を言い訳に、結婚反対の声を静めようとしたとしか考えられませんよね。
複雑性PTSDは同じトラウマを何度も受けることで症状がどんどん悪くなりますので、これ以上小室さんのネガティブなことを書くと眞子さまの症状が重くなる、ということを警告しているのだと思います。
引用:AERA.dot
これでは、すべての言及を止めろと表明しているのに等しい。すべてが止めば「感じられるできごと」もなくなるからだ。もっと言えば、批判を許さぬ、体のいい言論封殺だ。
引用:JBpress
宮内庁は眞子様の結婚問題対応に疲れてなげやりになった?
秋篠宮様は2020年に結婚を認めるとしたものの、トラブルの元であった小室佳代さんの借金トラブルについて説明責任を果たすことが条件とされていました。それを受けて小室圭さんが文章を出しましたが、未だ問題は解決されておらず、国民の理解も得られませんでした。
秋篠宮様も文章を読んで肩をおとされたそうです。トラブルの解決を諦めてしまったのでしょうか。宮内庁は、秋篠宮さまが言った条件を小室さんが一つ一つクリアするように補助しているそうです。
2021年秋にご結婚、ということは眞子様が 2020年11月13日に『結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です』と記した文書を出した時点で既に決まっていたことで、国民から批判を受けている結婚を成就させるために宮内庁が応援していたようです。
宮内庁は眞子様と小室圭さんの結婚問題に疲れているそうで、はやく結婚して欲しいと思っているそうです。
宮内庁が2人の結婚のために動いたのには、もう一つ理由があるという。『女性自身』皇室担当記者・近重幸哉氏はこう明かす。 「宮内庁の関係者は、みなさん疲れ果てていて、この問題を早く終わらせたい、これ以上長引かせたくない、と思っていると聞きました。 さらに、12月1日には、愛子さまが20歳になられる。そこからは、成年皇族になられた愛子さまを盛り立てていかなければならないときに、この問題があってはならないという雰囲気があるのだと思います」
引用:FLUSH
小室圭さん、佳代さんをめぐる金銭トラブル未解決のままの結婚で、国民の批判を鎮めるには、眞子様がご病気というしかなかったのかもしれません。
宮内庁の職員はストレスから..部下をいじめ?
管理部工務課の課長補佐級の50歳代職員を減給10分の1(3か月)の懲戒処分にしたと10月4日に発表されました。
なんと、ストレスを発散したかったという理由で、部下の水筒に洗剤を入れたり、口をつけたりしたそうです。
職員は4~8月中旬頃、同課事務室の部下の机にあった水筒に、洗剤を薄めた液体を混入したり、試飲のため口を付けたりした。混入は週2~3回、試飲は週1回程度行っていたという。部下が水筒の異臭に気づき、不在時にスマートフォンを置いて撮影したところ、異物を混入する職員が映っていた。職員は同庁の調査に「ストレスを発散したかった」と話しているという。
引用:読売新聞
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ネットでは誹謗中傷のコメントが削除されている

10月1日の発表の時に、ヤフコメで誹謗中傷の声が増加したそうです。
誹謗中傷ではなく、事実に対して意見している人もいますが、過激な表現もあったようです。
眞子様のご病気発表後も誹謗中傷がネット上でなくならなかったため、現在ネットではコメントが削除されるようになっています。
Yahoo!ニュースでは、法令に違反するコメントや、誰かを著しく傷つけたり、攻撃したりするようなコメントの投稿は禁止しています。 投稿前にコメントポリシーをご確認いただき、コメントポリシー違反の可能性があるコメントを見つけた場合は、各コメントの右上にある[…]をクリックし、[このコメントを報告する]から違反報告のご協力をお願いします。
引用:Yahoo ニュース
上記のようなアナウンスで事前抑止し、投稿された場合でも、専門チームによるパトロールと、機械学習での自動検知で24時間365日対応しているそうです。
誹謗中傷の罰則強化の法整備が進行中
誹謗中傷に関する刑罰は、以前から刑法230条で、名誉毀損というものがあります。
「公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する」
さらに、コロナやオリンピックなどでネットの誹謗中傷が増えている背景があるとして、2021年9月14日、今までは懲役刑がなかった侮辱罪にも「1年以下の懲役・禁錮もしくは30万円以下の罰金」を追加する刑法改正を法制審議会に諮問しました。
眞子様のご病気が一日でも早く回復するといいですね。
しかし、誹謗中傷の具体的な内容が分からないので、もう少し説明して欲しいという気もします。
眞子様のPTSDの原因についてネットでは…
複雑性PTSDが虐待された子どもなどに多いことから、家庭に問題があるのではないかという憶測も広がっています。
「秋篠宮家内で、眞子様は家庭内暴力など虐待を受けたと判断してよろしいでしょうか。 本来ならば、この病名はそういう時に診断されますから。 昨年あれだけ自己主張していた人間が「複雑性PTSD」になっているとは思えませんが?」
「眞子様のPTSDは急になったのではなく、幼少からの家庭内のアダルトが原因だと考えられると某精神医も言っておられます。いろいろありましたものね、ごたごたが」
「安易に事を治めようとして失敗した感じw 眞子様の複雑性PTSDの原因は、ご家庭の中にあるんじゃないの?」
引用:Twitter
「もし複雑性PTSDが本当なら 小室氏は一人で会見に臨み 全ての疑惑に答えた上で 私が眞子を守りますくらいのことは言わなきゃダメなんじゃないですかね。」
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