生田斗真の妻・清野菜名さんといえば、アクション演技がすごい!ですよね。
そんな清野菜名さんを育てたのは、アクション俳優としてニコラス・ケイジとの共演もあった坂口拓さん。
そして清野菜名さんがブレイクするきっかけとなった映画は、今話題の園子温監督の作品でした。
素晴らしいアクション演技ができるワケと、事務所移籍のワケについて深掘りします!
清野菜名が羌カイ役にピッタリの声
2019年、邦画実写作品で興行収入1位を獲得した『キングダム』の続編、映画『キングダム2 遥かなる大地へ』が2022年7月に公開されます。
そのキングダム2での追加キャストとして、清野菜名さん登場。華麗な剣術を魅せる・羌カイ役を演じます。
キングダム2予告編、清野菜名さん演じる羌カイのPVがこちら。
めちゃくちゃカッコいいですね!
キングダムファンからも、予告だけで絶賛されています。
キングダム原作者の原泰久さんも清野菜名さんの演技について、
「まさに羌瘣そのものでした。ドラマ部分でも、後半は羌瘣が出てくるだけで涙が溢れました」と語り、清野の演技を絶賛した。
https://natalie.mu/comic/news/463903
とあり、製作側に”起用してよかった”と思わせる清野菜名さん、若いのにさすがだな〜と思います。
清野菜名はなぜアクションできる?

自身のインスタグラムでは、惚れ惚れするようなアクションシーンをたまに投稿している清野菜名さん。
そもそもなぜ、こんなにすごいアクションができるのでしょうか?
理由①幼少期から運動神経抜群、夢はスポーツ選手か芸能人

今もとにかくカラダを動かすことが好きだという清野菜名さん。
幼い頃からスポーツをやってきており、中学時代はバスケットボール部に所属していたそうです。
すごく想像がつきます。こういうカッコかわいいバスケ部の女子、いましたよね〜!
そして驚くのが、そのバスケットボールもやりながら、走り高跳びで全国大会へ出場したそうです。
すごい…!
スポーツ万能だったので、将来の夢はスポーツ選手、それか、芸能人。
「進路を陸上か芸能かで迷った時期もあります。県の強化選手に選ばれて、高校の推薦話もあったし。ただ、指導も受けずに見よう見まねで背面飛びやっただけなんですけど」
https://www.zakzak.co.jp/people/news/20150724/peo1507240830001-n2.htm
小学校の6年生から高校の2年生までの間に、雑誌「ピチレモン」のモデルをしていた清野菜名さんは、芸能人になるという夢も持っていました。

1人で表紙まで飾っちゃってますね。スポーツもできて更にこんなに可愛いって…。
そして、高校生の時にアクションスクールに通い始めた清野菜名さん。

きっかけは、『バイオハザード』のミラ・ジョヴォヴィッチのバク宙シーンに憧れたこと。
自分もできるようになりたいと思い、アクションスクールには高校2年生から卒業するまでの1年間通ったそうです。
そしてそのアクションスクールに通ったことをきっかけに、自身の夢が1つに絞れたそうです。
「アクションの訓練を始めたころですね。身長は足りないし、モデルは無理だろう、と悟って。だったら女優だ!って、変な自信がありました」
https://www.zakzak.co.jp/people/news/20150724/peo1507240830001-n2.htm
理由②師匠が坂口拓

清野菜名さんが通っていたアクションスクールでの師匠は、坂口拓さんという方。
実はこの方、自身もアクション俳優として、そしてアクション映画の監督として、日本のアクション界を牽引する人物なのです。
なんと俳優としてはハリウッドでもデビューもしており、2021年10月公開の映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』では、あのニコラス・ケイジとも共演しています。

アクション好き界隈ではかなり有名な方なんですね。
理由③母親譲りの運動神経

こちらは昔、清野菜名さんがブログにアップしていたお母様とのプリクラです。
清野菜名さんのお母様は、元バレーボール選手です。
日本代表候補になったこともあるほど強かったようですから、清野菜名さんの運動神経の良さは、お母様譲りかもしれないですね。
そう考えるとやはり運動神経って遺伝するんですね!!
「母はとにかく足が速いんです。中学生のころにけんかして全力で走って逃げたのに、即捕まっちゃったほど」
https://www.zakzak.co.jp/people/news/20150724/peo1507240830001-n2.htm
幼い頃からそんなお母様が近くにいたということは、家でのトレーニングなど運動に関してはお母様が自身の経験を娘に伝え、英才教育という形で清野菜名さんの身についていったのではないでしょうか。
清野菜名は園子温監督の映画「TOKYO TRIBE」アクション女優としてブレイク

役者の世界に飛び込んだ清野菜名さんですが、モデル時代にちやほやされていた環境とはその世界の規模がまったく違い、自分の居場所がわからなくなったそうです。
役に恵まれず、アルバイトで生活を凌いでいたといいます。
そんな時に受けた、『TOKYO TRIBE』(2014年、監督:園子温)のオーディション。
「最初、オーディションに行ったら監督に怒鳴られて、芝居を見ていただくこともなく落ちたんです」
https://www.zakzak.co.jp/people/news/20150724/peo1507240830001-n2.htm
非常に厳しい環境が、当時の清野菜名さんの意識を変えることになりました。
そのオーディションに落ちた後アクション要員としてのテストを受けると一転、なんとヒロインとして合格します。
これがのちに清野菜名さんの”ブレイク作品”となりました。
本人は長い間苦しい思いをしての結果でしょうが、素敵なシンデレラストーリーですよね!
観た人の誰もが目に留めるような、大迫力の演技でした。
アクション女優としてやっていくんだという、清野菜名さんの覚悟が見える作品ですね。
清野菜名事務所移籍理由は?
清野菜名さんは2022年5月14日、自身のインスタグラムで事務所の移籍を報告しました。
11年間在籍した事務所を離れ、大手芸能事務所「トップコート」への移籍です。
【主なトップコート所属タレント】
・菅田将暉
・中村倫也
・松坂桃李
・杉野遥亮
・木村佳乃
・佐々木希
・杏
パッとみただけでも錚々たる俳優陣の集まる「トップコート」。
そんな大きな事務所への電撃移籍を決断した清野菜名さんですが、背景には自身の”ブレイク作品”でお世話になった、園子温監督が関係しているようです。
2022年4月5日、『週刊女性』が園子温監督の、女優に対する性加害を報じました。
園子温監督から「主演女優にはだいたい手を出した」と聞かされた女優がいるとの告発から、かつて主演を勤めた清野菜名さんへスポットライトが当てられる可能性が高いことは明らかです。
そんな状況を打破するように、早々に手を打って”守ってくれる事務所”へ移籍した、ということなのでしょう。
以前、新田真剣佑さんに”隠し子がいる”と世間で噂になった時も、新田真剣佑さんはトップコートへ移籍し(現在は退所)、そこから一瞬にしてその報道はされなくなったのです。
どんな力が働いているのかは一般人の私たちにはわかりませんが、大手事務所に所属するというのはタレントにとって非常に心強いことなのだと感じます。
清野菜名移籍後もアクション出演?

大手事務所に移籍し、絶対的な味方をつけた清野菜名さん。
元々アクション女優としてデビューしていますが、最近ではまったくアクションシーンのない作品でも存在感を示しています。
移籍後はこれまで以上の活躍が期待されています。
「清野は7月に『キングダム2 遥かなる大地へ』、8月には『異動辞令は音楽隊!』、10月にも宮崎駿アニメ実写版『耳をすませば』と立て続けに映画の大作の公開が控えていて、業界内では『22年は清野菜名がグレード・アップする1年』と言われています。清野はそんな大切な時に園監督のあらぬ噂には巻き込まれたくなかったのでしょうね」(前出・芸能プロ関係者)
日刊ゲンダイ
キングダム2ではおそらく観客を魅了するアクションを披露してくれるでしょうし、これをきっかけにさらにアクション映画の監督から声がかかるようになるのではないでしょうか。
得意のアクションについて、そういう役ばかりやっていた頃はアクションシーンがないと呼ばれないことへのコンプレックスを感じていた時期もあったそう。
“自分にはアクションしかない”っていうのは悔しかったですが、逆に“それがある”って捉えて、求められた時にいつでも現場で応えられるように、ひたすら練習を重ねていました。今では身体が動くうちに、たくさんアクション作品に挑戦していきたいと思っています。
こう語っているので、今後も清野菜名さんのキレのあるアクションが見れるようで嬉しいです。
原点の”アクション女優”として、再度認識されることになると思います。
清野菜名夢はハリウッド?

「私がアクションを始めたのは『バイオハザード』のミラ・ジョヴォヴィッチを見てからなんです。夢はハリウッドでアクション映画に出ること。」
https://www.crank-in.net/interview/39654/2
清野菜名さんは、夢はハリウッドということを色々なところで公言しています。
きっかけはやはり最初にアクションに魅力を感じさせてくれた、バイオハザードでのミラ・ジョヴォヴィッチの演技。
憧れの人がいると頑張れますよね。
口に出していた方が叶うといいますし、清野菜名さんの気持ちが変わらない限りハリウッド進出も時間の問題かもしれないですね!
まとめ

元祖アクション女優・清野菜名さんについて、
・高校生の頃通ったアクションスクールでの師匠が坂口拓さん
・運動神経の良さは母親譲り
・アクション女優としてブレイクした映画は園子温監督の「TOKYO TRIBE」
・事務所移籍は園子温監督の話題に巻き込まれないようにするため
・移籍後もアクションあり、さらに活躍が期待される
・夢はハリウッド!目指したきっかけはバイオハザードのミラ・ジョヴォヴィッチ
ということがわかりました。
ここまで激しいアクション演技のできる女優さんって日本に他にいないと思うので、キングダム2でどんな動きが見られるのか本当に楽しみです!