zenly(ゼンリー)サービス終了(zenlyサ終)が話題になっています。
Twitterでは、日本の北九州母娘刺傷事件のせいかという噂もありますが、違います。
zenlyサービス終了のソースは本家のアメリカSnapの人員削減による事業縮小が原因です。
zenlyサービス終了について、日本のゼンリージャパン公式ツイッターでも9月1日の発表されましたが、その後ツイートが削除されています。
どうなる?と気になりますよね。
この記事では、zenlyサービス終了の理由、日本でのサービス終了がいつなのか、ツイートが削除されたのはなぜかについて紹介します。
zenlyサービス終了のソースはアメリカSnapの事業削減!

CNETJapanによると、「Zenly」を運営する会社米Snap(スナップ)の経営悪化により、従業員を20パーセント削減すると、「Zenly」など複数のサービスを終了すると報道しています。
「Snapchat」を運営するSnapの最高経営責任者(CEO)、Evan Spiegel氏は米国時間8月31日、人員の約20%を削減することを従業員宛てのメモで明らかにした。人員削減に加えて、カメラドローン「Pixy」、「Snap Originals」、「Zenly」、Snapchatのゲームなど、複数のプロジェクトを廃止する。
引用:CNETJapan
SnapCEO、Evan Spiegel氏の従業員宛のメモビジネスの再構築と再集中を見ると、
- Snap Originals、Minis、Games、および Pixy などの分野への投資を中止することを決定。
- スタンドアロンアプリケーションの Zenly と Voisey の廃止プロセスも開始。
とかかれていました。
廃止プロセスを開始ということで、サービス終了に動き出しているということですが、今すぐに使えなくなる、終了ではないようです。
zenlyはもともとフランスの会社だったので、またSnapから独立してサービスを継続するという可能性もありそうですね。
zenlyサービス終了はいつ?日本は数ヵ月後!
アメリカ本家の運営会社Snapの発表を受けた翌日の9月1日、ゼンリージャパン(@zenlyJP)は、#サービス終了突zenlyというハッシュタグをつけて数ヵ月後にサービス終了とツイートしました。

しかし、公式は今後追って連絡すると書いているにもかかわらず、上のツイートを削除!
つまり、サービス終了しません、とも解釈できますね。
ゼンリージャパン公式ツイートのツイ消しなぜ?
ツイ消しの後、9月2日現在zenlyジャパンはツイートを更新しておらず、説明も行っていません。
zenlyの位置情報共有アプリは待ち合わせなどに便利ということで、18年ごろに日本に上陸たあと、中高生を中心に爆発的な人気を誇ってアプリ上位5位にいます。
原宿の調査では30人中22人の若者が使っていたことから、ほとんどの高校生がアプリを使っていると報道されたことも。
日本では、若者を中心に待ち合わせなどで活用されていて人気であることから、サービス継続の可能性もありそうですね!
例えば、過去にはアメリカ企業のトイざらスは17年9月に米国本社が破綻しましたが、日本での営業は続いていました。
理由は、広大なアメリカと日本の地理的条件の違いだそうです。
日本トイザらスは孫会社だったようですが、現在も生き残っています。
ゼンリージャパンのサービスも、人気であることから生き残る可能性が高そうです。
サービス終了がいつなのか、ヘビーユーザーは気になると思いますが、まだ希望はありそうですね!
続報が出たら追記いたします。
zenly終了は茶番?Snap Map開発のためにzenly買収?

NewsTimer18は、「Zenly は依然として非常に好評なのに、なぜ Snap はそれを閉鎖したのでしょうか?」という記事で、zenly終了は茶番であると書いています。
英語の理解がイマイチなので、間違った解釈をしていたら申し訳ないのですが、どうやらSnapは「Snap Map」というzenlyのようなサービスの開発に力を入れていきたいようです。
zenlyはもともとフランスの会社で、5 年前に 2 億ドル以上でアメリカのSnapに買収されました。
Snapはzenlyに買収された後も、独立した事業体として機能し続けていて、パリを拠点にしているとうことです。
なので、Snapが事業廃止のプロセスをしている(Snap Mapに力を入れていく)ということですが、ZenlyはSnapから離れて活動を続けることができます。
過去にSnapの元で運営されていたZenly は、独自のマッピング知識とエンジンを導入することで、強力な Google と Apple を乗っ取ろうとしていると発表していました。
蓋を開けてみたら、それはzenlyのサービスではなくSnap Mapだった、ということでしょうか?
Snap Mapの開発にZenlyのチームが役立っていたのかもしれませんね。
優秀な人材を引き抜いたのかもしれません。
Snapは事業廃止を発表した時に、Zenly グループの多くの貢献と、Zenly コミュニティの支援に感謝します。と述べています。
このような流れから、Zenlyのサービス終了はしない=茶番とも考えられるということでしょう。
今後もサービスは継続するかもしれませんね。
元記事はこちら→newstimes18.com
ゼンリージャパンが終了するのは事件のせいではない

ゼンリージャパンのサービス終了ツイートを受けて、北九州母娘刺傷事件のせいだという噂が流れていましたが、本家の経営悪化が原因なので、事件のせいではありません。
ただ、北九州の事件でゼンリーが注目されたことや、他にもトラブルがあることは事実なので、よく知らない方のために復習しておきましょう!

22年8月13日に起こった北九州母子刺傷事件。
北九州小倉北区で女性(37)と高校生の娘(15)が刺されて重症を負った事件です。
事件直後に犯人と特定された東京の葛飾区の少年(17)が列車にはねられて死亡しました。
少女は犯人「ネットで繋がった県外に住む知人」と話しており、zenlyで繋がっていたと語りました。